フィルムレス診療開始
当院では 平成19年より新しいPACS(picture archiving and communication system=コンピューターによる画像保管転送システム)が稼働しておりストレスのない院内画像配信が可能となりました。フィルムレスとは 胸部のⅩ線撮影やCT、MRIといった医療関係の画像を印刷(フィルム)しないで、モニター(ディスプレー)で観察・診療を行い診断するシステムをいいます。これにより病院内のどのコンピューター端末からもⅩ線撮影やCT、MRIなどといった画像を見ることができるようになりました。Ⅹ線撮影や画像数が多く、モニター診断が適するCT・MRIについてフィルムをやめ、モニターのみの運用にしました。 モニター診断にすることで、過去の画像をすぐに出すことができ 最新画像と比較診断することが簡単になりました。また、細かいスライス画像も保存が可能となり より細かいところまで診断できるようになりました。
一方 マンモグラフィはフィルムを廃止せず フィルムとモニターの両方で見られるようにしてあります。というのもマンモグラフィは暗い部屋で明るいシャーカステン(蛍光灯を大量に使ったフィルム表示装置)にかけて見ることによってフィルムの持つ細かい再現性を頼りに初期のガンの石灰化を見つけたりと フィルムにしかできない重要な役割があります。技術の進歩に任せ なんとなく先進的響きのする「フィルムレス」ではなく モニターとフィルムの良いところを組み合わせ、「人間」が情報を最大限に利用するシステムを行っております。
