臨床工学科

概要

臨床工学科について

臨床工学科は、平成23年10月に科として発足し、それまで各部署でそれぞれに仕事をしていた、臨床工学士が一緒になりました。
臨床工学士とは、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う事を業とする医療機器の専門医療職種であり、当院における業務も多岐にわたります。
当科では、主にカテーテル室関連業務、ペースメーカ関連業務、急性血液浄化業務、手術室業務、血液透析室業務、医療機器管理業務(人工呼吸器を含むME業務)を行っています。

主な業務

循環器センター

カテーテル検査や治療の業務介助に携わり、ポリグラフ、体外ペースメーカ、血管内超音波診断装置、大動脈バールーンパンピング、経皮的心肺補助循環装置などの操作や機器管理、点検、またペースメーカー業務などを担当しています。

ICU

CHDFを始めとする各種の急性血液浄化業務、補助循環装置、人工呼吸器などの生命維持管理装置の機器管理業務を担当しています。

血液透析室

30床のベッドを有し、種々の血液浄化業務とともに、透析装置の機器管理や保守点検、透析用RO水やそれらの装置などの機器管理や水質管理などの業務を担当しています。

医療機器管理

院内にある、人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、除細動器、保育器、病棟のモニター類などの機器管理や保守点検を行っています。

緊急呼び出しは、心臓カテーテル検査(治療)、急性血液浄化、機器トラブル等に24時間365日、拘束当番制で対応しています。
臨床工学士は、病院のあちこちで働いています。現在6名のスタッフで日々の業務にあたっています。