ちぎり絵2月バージョン
今年の節分は2月2日でしたね。節分は立春の日の前日にあたるそうです。普段は2月3日ですが、うるう年のように暦の都合上、時折ずれることがあるそうです。ちなみに、2月2日が節分になったのは124年ぶりだそうです。
ちぎり絵に話は戻って、先日患者様から「楽しかった」「またやりたい」などとお声を掛けていただきました。リハビリスタッフからお声掛けして始めたちぎり絵ですが、そのように言ってくださる方々がいて嬉しく思います。
2021年2月10日 掲載
10月より、週1回、当院回復期リハビリテーション病棟にて、「回復期QOL向上プロジェクト」と題して、入院されている患者様を対象にちぎり絵を行いました。スタッフも模索しながらの活動でしたが、素敵な作品ができ、患者様同士でも話のタネにしていただき、第一目標はクリアできました。
QOLとは、Quality of Lifeの略で、「生活の質」などと訳されることが多いです。わかりやすく言えば、「毎日が充実し、心身が満たされた状態」でしょうか。
誰しも望んで入院はしません。そんな入院(リハビリ)生活の中で少しでも活気のある・ハリのある日常になるよう、今後もイベントを企画してプロジェクトを継続していきます。
2020年2月15・16日、当院において聖隷横浜病院リハビリテーション課専門作業療法士(手外科)/認定ハンドセラピストとしてご活躍されている奥村修也先生にお越し頂き、ご指導頂きました。
講義では、スプリント作製における基礎知識を中心にお話して頂きました。患者様一人一人に適応したスプリントを選択するために、しっかり評価を実施する必要性が重要であると改めて実感しました。また、スプリントを選択した後も患者様の様態によって変更していく必要性がある事を学びました。
奥村先生がポイントや注意点など説明して頂き、スプリント作製をして下さいました。スタッフが被験者となり、短時間で的確に作製している姿に、私達自身も患者様一人一人に適応したスプリントを作製できる視点や洞察力、技術向上は今後の課題だと実感しました。実際にスタッフ同士でスプリント作製を行いましたが、修正する箇所が多く、時間がかかったりと先生のように手際よく行うのが難しかったです。また、その方がスプリントを装着していて、日中不快感なく過ごせるスプリント作製する事が重要だと感じました。
二日間と短い時間でしたが、基礎知識・技術を含め学び得る事がとても多かったです。奥村先生にご指導頂いた内容を、患者様に還元できるように日々努力して参ります。
2020年3月9日掲載
2020年1月23日に上伊那生協病院・昭和大学医学部の言語聴覚士として幅広い活躍をされている長谷川 和子先生に今年もお越し頂き、一日を通してご指導頂きました。構音障害や嚥下障害、失語症等の高次脳機能障害を抱える患者様にもご協力頂き、実際に先生の臨床を拝見しながらセラピーの勉強をさせて頂きました。
業務終了後の全体勉強会でも今回は患者様にお越し頂き、リハビリの職種関係なく、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が互いに協力し合いながら臨床に臨む大切さを学ばせて頂きました。
長谷川先生にご指導頂いた内容も加え、技術向上に向けて努力し、地域のリハビリテーションの充実に努めて参ります。
2020年1月22日レイクウォーク岡谷にて、当院糖尿病委員会主催の糖尿病教室が開催されました。普段は定期的に当院で開催されている講習会ですが、今回は初めての院外にての開催となりました。
リハビリテーション科からも増澤理学療法士が参加し、「運動療法を実践してみよう」というテーマで講義と運動の実践を行いました。「運動」と聞くと、ジムでのトレーニング等を思い浮かべがちですが、大切なのは「身体活動量」を増やすことです。身体活動とは、「生活活動」と「運動」を指します。まず、今よりも10分多く歩く、エレベーターから階段を使うようにする、家事をする・手伝うといったことから始めると良いでしょう。
2019年12月14日に第13回POS臨床検討会が開催されました。今回は当院からの症例検討1例と辰野病院の下田泰司先生による講義・実技といった内容でした。
症例検討は難渋している患者様を出させていただき、今後の介入の参考になるご意見をたくさん頂けました。
下田泰司先生による講義・実技は、円背・腰痛の方に対する胸郭へのアプローチといったテーマで行っていただきました。外部の方に実技指導を行っていただくのは滅多にない事なので、非常に有意義な時間となりました。
本年の活動は以上となります。来年も岡谷市民病院リハビリテーション科をよろしくお願い致します。
2019年11月5日に長地の柴宮館にてよりあい講座が開催され、当院から理学療法士2名が講師として出張させていただきました。
2019年10月27日に第31回諏訪湖マラソンが開催されました。今年も、長野県理学療法士会のトレーナーサービスのスタッフとして、当院理学療法士も参加させていただきました。今年はゴール後のランナーの皆様からも「走りやすい気候だった」という声が多く聞かれました。
2019年10月24日、25日、徳島県において全国自治体病院学会が開催されました。
当院からは、『当院リハビリテーション科教育体制の再考』、『Berg Balance Scaleを用いた歩行自立度判定の試み』の2演題を発表させて頂きました。昨年度より導入した、科内ブラッシュアップ研修の実施状況と、主に回復期リハビリテーション病棟での転倒予防と歩行自立度判定について報告させて頂きました。リハビリテーションは、他職種の連携が必要です。
今後も、多くのスタッフとともに、取り組んで参りたいと思います。
2019年11月8日 掲載
2019年8月23日、山梨リハビリテーション病院神経系専門理学療法士/脳卒中認定理学療法士としてご活躍されている北山哲也先生にお越し頂き、一日ご指導頂きました。
4名の入院患者様にご協力頂き、治療課題を明確化し取り組むべきポイントを北山先生と共有した上で、実際に治療介入していきました。その日の患者様の状態に合わせて治療内容を考えていく視点、今後取り組むべき治療内容を学ぶ事が出来ました。
業務後の勉強会では、「機能的なリーチ活動」をテーマに講義と実技を進めて頂きました。日々の患者様のリハビリテーション時、介助方法によっては患者様の動きを上手に活かせない事がある事を学びました。また、セラピスト同士で実際に評価・治療を行い、体験する事で理解を深める事が出来ました。
北山先生にご指導頂いた内容を、日々の臨床現場に活かし、患者様に還元出来るように努めて参ります。
2019年9月2日 掲載
2019年10月11,12,13日に神戸で行われた、第21回骨粗鬆症学会に当院整形外科の内山茂晴先生と当科の和平技師長が演題発表を行いました。今回は、約2年間計測した大腿骨近位部骨折術後患者の握力と大腿骨近位部骨折患者の約60%を占める認知症との関連について発表をしました。初めて参加しましたが規模の大きさに驚きました(特別講演4題、一般演題545題)。
2019年8月22日、イルフプラザ3階生涯学習センターにおいて「いちい学級」を対象とした「よりあい講座~口腔・顔面機能と嚥下について~」の講義を行わせて頂きました。
当科言語聴覚士が講師を務め、口腔顔面領域の機能や役割、嚥下のメカニズムや誤嚥性肺炎について講義を行いました。また、嚥下・発声機能を長く健康に保つために嚥下体操を主とした口腔中心の運動を実際に参加者の皆さんと行いました。近年食事や嚥下機能への関心が高まっており、このような場で講義が出来たことを大変喜ばしく思います。熱心に聞いて下さったいちい学級の皆様、ありがとうございました。
今後も地域の方々に貢献できるような活動を積極的に行っていきたいと思います。
2019年9月2日 掲載
2019年7月26日、長地公民館において、岡谷市内在住の60歳以上の方を対象とした「よりあい講座 ロコモ体操」を開催しました。
当科理学療法士の小口が講師を務め、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)について講義しました。日頃から運動を継続することの大切さを知ってもらいました。また、自宅で行える安全かつ簡単な運動指導も行い、これからの運動習慣に役立てて頂きました。対象者の方々から多くの質問があり、健康への意識の高さが伺われました。
今後も地域の方々に貢献できるような活動を積極的に行っていきたいと思います。
2019年8月6日 掲載
当院からも理学療法士2名が参加し、土田副技師長が「超高齢者に対する包括的リハビリテーション~左上葉無気肺への呼吸リハビリを通じて~」というテーマで演題発表を行い、優秀賞を受賞しました。
今後もこのような、他職種のアプローチや意見を取り入れられる学会や勉強会にも参加し、広い視野で患者様に関われていければと思います。
2019年8月6日 掲載
2019年7月11日長野保健医療大学准教授の赤羽勝司先生にご指導頂きました。以前より、トレーナー活動のテーピング等の講師もお引き受け頂いている先生です。
今回は、「筋と筋間の動かし方」というテーマで研修会を行って頂きました。世間一般にも周知されてきている筋膜リリースや昨今取り上げられている皮膚運動学に関する事もお話ししてくださいましたが、私たちの基本は解剖学であるという事を改めて感じました。基本を疎かにせず、日々臨床に取り組んでいきたいと思います。
2019年7月19日 掲載
2019年7月6日に第12回POS臨床検討会が開催されました。今回は当院からの症例報告兼ワークショップ1例と起居動作に関する実技練習といった内容で行われました。
当院リハビリテーション室にて定期的に開催されている勉強会ですが、今回は他施設からも非常に多くのリハスタッフ方々にご参加いただきました。日々の臨床の疑問点や難渋している点を話し合いながら情報交換を行ったり、実技練習で臨床スキルを互いに高め合ったりしております。今後も多くのリハスタッフの方々のご参加をお待ちしております。
2019年7月19日 掲載
2019年6月16日に第48回長野県理学療法学術大会が開催されました。特別講演は、国際医療福祉大学大学院の埴岡健一教授による、『自分の地域の課題発見と、住民・医療者協働による解決~脳卒中対策とがん対策を例にして~』というテーマの演題でした。
また、当院からは全24演題中、口述発表4題(うち動画発表3題)とポスター発表2題の計6題を発表させていただきました。臨床あってこそではありますが、普段の様子を顧みるという意味でも、今後も演題発表は継続して行っていきたいと思います。
2019年6月27日 掲載
本年度も健康科学大学准教授の高村浩司先生に一日ご指導頂きました。今回は、大学の学科長、日本神経理学療法学会学術大会の学術大会長とご多忙の中お越しいただきました。
今回は、4名の患者様にご協力頂き、担当セラピストとのディスカッションを交えながら治療指導をして頂きました。また、夕方からは「寝返り・起き上がり」について講義・実技指導をして頂きました。
毎年お越し頂いている中で、当院スタッフの状況についても総評して頂きました。患者様のADL向上に貢献できるよう、更に日々の臨床と向き合っていきたいと思います。
2019年6月27日 掲載
2019年5月26日塩嶺王城パークラインハーフマラソンが開催されました。今年も長野県理学療法士会トレーナーサービスのスタッフとして、当院理学療法士も参加させていただきました。
今年は最高気温30℃という暑さの中多くのランナーが出走され、脱水になる方もいらっしゃいました。本マラソン大会に限らず、運動される際はきちんと水分補給を行うよう心掛けてください。
2019年6月3日 掲載
今年も例年同様、新規採用職員対象に、約1ヶ月間にわたって教育プログラムを実施してきました。本年度は理学療法士3名、作業療法士5名(うち1名は既卒)の新入職員が加わりました。先日全日程を終え、5月から本格的に業務に加わっていただいております。
フレッシュな若手も加わり、新体制となったリハビリテーション科を全員で盛り上げていきたいと思っております。
なお、新年度に入り、リハビリテーション科のホームページを一部リニューアルしました。是非一度ご覧ください。
2019年5月14日 掲載
2018年11月15日に上伊那生協病院・昭和大学医学部の言語聴覚士として幅広いご活躍をされている長谷川 和子先生にお越しいただき、一日ご指導頂きました。構音障害・高次脳機能障害等の声や発語に問題を抱える患者さん方にご協力頂き、先生の知識、治療を勉強させていただきました。
また、口部顔面領域を中心とした講義も行っていただき、喉頭位置の触診方法や評価の方法についても実際にセラピスト同士で評価し合いながら技術向上に努めました。
長谷川先生にご指導頂いた内容も加え、より技術を磨きながら地域のリハビリテーション充実に努めて参ります。
2018年11月30日 記載
土佐リハビリテーションカレッジ作業療法学科講師、作業療法士としてご活躍されている箭野 豊先生にお越し頂き、一日ご指導頂きました。今回は、課題を明確化し取り組むべきポイントを箭野先生と共有した上で実際に治療介入していきました。治療の中で、activity(活動)には患者様の能力を引き出すことが出来ることを学びました。
業務後の勉強会では、「片麻痺の臨床像、食事を考える」をテーマに教育現場の観点も含め、講義と実技を進めて頂きました。箭野先生が以前担当した患者様の治療場面を見させて頂き、日々臨床現場で難渋している前頭葉症状(すぐ怒り拒否がある、抑制がきかないなど)、覚醒状態が低い症状がある患者様への関わりでは、声掛けや環境設定、activity(活動)の用い方など様々な事に、注意を向ける必要があることが分かりました。また、セラピスト同士で実際に評価・治療を行いました。
箭野先生にご指導頂いた内容を、日々の臨床現場に活かせるよう精進し、地域のリハビリテーションの充実に努めて参ります。
2018年12月28日掲載
2018年11月16日に諏訪・塩尻・山梨脳卒中地域連携懇話会が開催されました。今回は当院が当番病院ということで、当院リハビリテーション科リハ医の重松先生が座長を務めました。演題発表は当院の看護師と当科理学療法士の根岸が行いました。特別講演として桔梗ヶ原病院の原先生にご講演いただきました。今後もこのような活動を継続して、地域医療に貢献していければと思います。
2018年10月28日に第30回諏訪湖マラソンが開催され、長野県理学療法士会トレーナーサービスのスタッフとして、当院理学療法士も参加させていただきました。
昨年は悪天候の中での開催となってしまいましたが、今年は天候にも恵まれ、30回の節目にふさわしい大会でした。
出走前のストレッチ・テーピング、出走後のマッサージ・アイシングを中心に行い、多くの方にご利用していただくことができました。ランナーの皆さんお疲れ様でした。
2018年11月2日 掲載
2011年度より本格的に導入している新人教育プログラムの紹介と、受講者へのアン ケート結果と、それを受けてどのように教育システムを創り上げていくかという管理的視点で発表をしました。
若いセラピストも増えておりますが、導入後の機能的日常生活自立度は低下がなく現在に至れております。
今後もリハビリテーションの質の向上に向け、科全体で取り組んで参りますのでよろしくお願いいたします。
2018年11月2日 掲載
2018年6月17日開催の長野県理学療法学術大会に参加しました。
昨年、同学会で発表した、八幡技師長の演題「岡谷市学校運動器検診事前検査を実施して」が最優秀賞、町田主任の演題「脳出血後の歩行再獲得に向けた回復期理学療法~右視床出血へのアプローチ」が特別賞を受賞いたしました。
また、今回は土田副技師長が2演題を発表しました。今後とも、地域医療のために邁進して参ります。
2018年6月26日掲載
2018年10月13日に病院祭が開催されました。「ふれあい~地域に根ざした病院へ~」というテーマを元に、リハビリテーション科でも職種毎に体験ブースを出させていただきました。大変多くの方にご来場いただきました。普段リハビリに接していない方々に少しでも自分たちの事を知るきっかけになっていただけたのなら幸いです。
また、開会式の開幕太鼓にも当院スタッフ参加しておりました。
来年の病院祭も多くの方のご来場お待ちしております。
2018年10月18日掲載
健康科学大学准教授の高村 浩司先生にお越し頂き、一日ご指導頂きました。脳卒中の患者さん中心に、担当セラピストの指導・アドバイスを受け、リハ科スタッフ全員が先生の技術と知識を間近で体験し、勉強させて頂きました。
当院の理学療法士が塩嶺王城パークラインハーフマラソンのトレーナー活動を行ってきました。岡谷市、塩尻市、辰野町に勤務する長野県理学療法士会員を中心に、毎年活動しております。活動内容としては、出走前のストレッチやテーピング、到着後のアイシングやマッサージなどです。
今回は第20回の記念大会という節目の年でしたが、トレーナー活動も第1回から携わらせていただいています。毎年の様に利用していただく参加者の方もいらっしゃいます。今後も継続して関わっていきたいと思っております。
2018.5.30
平成30年度新規採用職員対象に、教育プログラムを実施しています。大学や養成校、以前の職場等で充分な教育を受けておりますが、当院でのリハビリテーションに必要な考え方、知識、そして技術について1ヶ月間にわたり学びます。
修了後も、院内外の研修や学会などで生涯にわたって学習を続けていきます。
当院では知識に加え、技術力を重要視しております。今後も、リハビリテーションの対象となる方のために頑張って参ります。
連絡先 | 24時間受付 0266-23-8000 |
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FAX | 0266-23-0818 |
〒394-8512 長野県岡谷市本町4-11-33 岡谷インターより車で10分 |