年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	34	50	39	35	94	170	258	611	880	430

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx02xxxx	股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等	117	51.74	25.29	12.82	85.23
070160xx01xxxx	上肢末梢神経麻痺　手根管開放手術等	35	3.69	4.24	0.00	75.00
160760xx01xxxx	前腕の骨折　骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨等	29	6.86	5.95	0.00	70.90
070200xxxxxxxx	手関節症（変形性を含む。）	25	9.32	6.72	0.00	69.20
160610xx01xxxx	四肢筋腱損傷　関節鏡下肩腱板断裂手術等	22	59.09	16.15	0.00	63.64

　当院では外傷を起因とする骨折で入院される患者が多くみられます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　上位を占めているのは、手術を伴う股関節・大腿骨近位及び前腕の骨折です。特に大腿骨近位の骨折は、平均年齢が85歳と高齢の方に多く転倒の際に受傷します。また、主に経年変化により起こる肩腱板断裂といった四肢筋腱損傷や手根管症候群などの末梢神経麻痺が多いのも特徴です。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	45	4.78	4.54	0.00	71.00
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等	25	6.08	5.99	0.00	60.04
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	21	9.48	9.08	4.76	67.52
060335xx0200xx	胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	19	10.42	7.05	0.00	69.84
060035xx0101xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２１あり	16	22.63	29.03	0.00	77.56

　鼠経ヘルニアで入院される患者が多くみられます。加齢により腹壁が弱くなり、立ち仕事や重労働、慢性的に咳をする事で鼠径部に圧力がかかり発症します。イレウスに関しては絶飲食により胃腸を休め、補液をする保存的治療や癒着の剥離、腸管のねじれを戻す、ステントを留置するといった手術による治療などが行われています。
医師による問診・診断によって、患者の状態に合った治療を行っています。また、当院では大腸や胃、肝臓、膵臓、乳房などの悪性腫瘍に対する手術や化学療法なども積極的に行っています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx9900x0	心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　他の病院・診療所の病棟からの転院以外	53	22.75	17.33	1.89	86.42
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１なし、１,２あり　手術・処置等２なし	30	5.93	4.18	0.00	75.47
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１１あり　手術・処置等２なし	30	3.97	3.07	0.00	72.93
050210xx97000x	徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等１なし、１,３あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	21	17.48	9.59	0.00	84.48
0400802499x0xx	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等２なし	18	27.39	16.40	16.67	85.22

　患者数の最も多い心不全は平均年齢８６歳と高齢の方に多くみられます。
　また、心臓カテーテル法による諸検査や、経皮的冠動脈ステント留置術を伴う狭心症、心筋梗塞など、２４時間体制で治療にあたっています。　
　当院では、より高度な治療が受けられるよう、他病院との連携をとりながら治療を行っています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
0400802499x0xx	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等２なし	30	26.70	16.40	3.33	84.97
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし	24	31.83	20.78	4.17	88.62
040110xxxx00xx	間質性肺炎　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	19	22.74	18.68	5.26	81.63
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	10	33.60	13.41	20.00	80.30
040200xx99x00x	気胸　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	9.28	-	-

　市中肺炎や誤嚥性肺炎、間質性肺炎など様々な肺炎による入院症例が多くみられます。肺炎の患者は高齢になるほど重症になる傾向があり、2週間以上の入院となることが多く、当院では全国平均を上回っています。
　肺の悪性腫瘍に関しては、気管支鏡での検査入院や化学療法による治療のための入院などもあります。

糖尿内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし	22	24.14	20.78	0.00	86.95
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	16	26.19	13.66	6.25	83.06
0400802499x0xx	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等２なし	11	10.55	16.40	9.09	85.00
10007xxxxxx1xx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２１あり	10	24.50	13.77	10.00	78.30
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎　手術・処置等２なし	-	-	5.55	-	-

　糖尿病にもともと罹患している方が、誤嚥性肺炎や尿路感染症などを発症するケースがみられます。肺炎や尿路感染症を治療する一方で、糖尿病に対する加療や血糖コントロールなどを併せて行っています。
　入院中にご本人やご家族へインスリン自己注射の指導や管理栄養士による栄養指導を行うこともあります。　　

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060xx99x40x	脳梗塞　手術なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	27	30.15	16.89	7.41	79.04
0400802499x0xx	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等２なし	18	20.72	16.40	5.56	85.50
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし	16	32.06	20.78	0.00	87.81
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症　手術なし	12	14.42	13.66	0.00	82.83
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎　手術・処置等２なし	-	-	5.55	-	-

　当院では脳梗塞の患者が多くみられ、急性期治療に取り組んでいます。一方、パーキンソン病や多系統委縮症など神経変性疾患の方の診断・経過観察など慢性進行性の神経疾患についても多数診療しています。疾患ごとの件数は少ないですが、重症のてんかんや脳炎、ギランバレー症候群、脳腫瘍、CIDP（慢性炎症性脱髄性多発神経炎）、神経変性疾患などの急性期から慢性期にかけて、一貫して診療しています。
　また、神経疾患に伴う誤嚥性肺炎や尿路感染症などの内科疾患も積極的に受け入れています。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060102xx99xxxx	穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし	17	7.71	7.60	0.00	68.88
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	14	2.21	2.57	0.00	76.14
060190xx99x0xx	虚血性腸炎　手術なし　手術・処置等２なし	13	8.38	8.51	0.00	60.46
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし	11	17.27	20.78	0.00	85.64
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	8.88	-	-

　大腸憩室炎や大腸ポリープなどの良性腫瘍が上位にみられます。大腸憩室炎は、抗生剤や絶食による腸管安静といった保存的治療を行っております。
　大腸ポリープに関しては、外来での検査時や入院中にポリープ手術を行っています。在院日数は、全国平均同様の日数となっています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	27	7.48	5.84	0.00	57.74
030428xxxxx0xx	突発性難聴　手術・処置等２なし	19	10.16	8.21	0.00	53.74
030400xx99xxxx	前庭機能障害　手術なし	14	9.00	4.67	0.00	68.07
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし	12	9.92	5.63	0.00	44.33
030270xxxxxxxx	上気道炎	-	-	4.71	-	-

　難聴や原因不明のめまいで受診する患者が多く見られます。入院中に原因の検索やめまいが消褪するまでの対症療法などを行っています。その他にも、急性上気道感染で入院される患者も見られます。
　また、慢性副鼻腔炎は手術目的での入院が多く、内視鏡下での副鼻腔手術や鼻中隔矯正、鼻甲介切除などが多く行われています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり	19	3.05	2.45	0.00	74.47
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等　経尿道的前立腺手術等	17	5.94	7.77	5.88	76.41
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２なし	-	-	6.81	-	-
11013xxx02xxxx	下部尿路疾患　尿道狭窄内視鏡手術等	-	-	5.49	-	-
110310xx01xxxx	腎臓又は尿路の感染症　経尿道的尿管ステント留置術	-	-	13.58	-	-

　経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術を伴う前立腺肥大症による入院症例が多くみられます。前立腺癌を疑う患者については、２泊3日で入院し生検を行っています。
　また、膀胱腫瘍に対し膀胱悪性腫瘍手術が施行されております。経尿道的悪性腫瘍切除術は、内視鏡下で行われるため、身体的負担もなく入院期間が短くなっています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	-	-	-	-		-	1	7
大腸癌	-	14	12	-	-	15	1	7
乳癌							1
肺癌	-	-	-	-		-	1	8,7
肝癌		-		-		-	1	7

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	70	28.76	82.84
重症	29	27.07	85.86
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	38	31.16	79.45	4.76
その他	-	-	-	-

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（大腿）等	88	2.81	45.34	12.50	83.89
K0811	人工骨頭挿入術（股）等	51	3.41	51.82	7.84	84.63
K0821	人工関節置換術（膝）等	43	1.93	38.42	0.00	73.84
K0462	骨折観血的手術（前腕）等	39	1.95	15.51	2.56	68.51
K093	手根管開放手術	22	0.05	1.59	0.00	74.14

　大腿骨や前腕に対する骨折観血的手術、人工骨頭挿入術が多く施行されており８０歳以上の患者が多くみられます。
　骨折観血的手術は、骨折部を開きワイヤーやねじ・プレートなどで内固定をし、骨癒合をさせる手術です。また、関節鏡下での手術では関節面を見ながらズレをなくして骨を固定する方法のため、より正確かつ低侵襲に行うことができます。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	50	1.72	5.76	0.00	66.24
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	39	1.13	2.36	0.00	71.72
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	19	3.68	14.84	5.26	76.42
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	17	2.94	8.71	0.00	83.00
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの	11	1.09	4.73	0.00	48.36

　胆嚢炎や胆嚢結石症などに対する腹腔鏡下胆嚢摘出術が多くなっています。
　当院では大腸がんに対する手術も多く施行されており、腹腔鏡下による手術が主流となっております。腹腔鏡下での手術は、開腹手術に比べて身体への負担が少なく、入院日数もさほど長くありません。また、術後の合併症である癒着が少ないということもメリットとして挙げられます。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの	18	2.83	3.56	0.00	74.22
K5972	ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合	17	3.53	15.35	0.00	82.47
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術　不安定狭心症に対するもの	16	1.69	7.44	0.00	75.81
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術　急性心筋梗塞に対するもの	-	-	-	-	-
K597-2	ペースメーカー交換術	-	-	-	-	-

　経皮的冠動脈ステント留置術が多く行われています。この手術は、心筋梗塞や狭心症などの冠動脈の狭窄部を拡張しステントで補強するカテーテル手術です。
　また、房室ブロックや洞不全症候群などの徐脈性不整脈に対する恒久的ペースメーカーの移植術も多く行われています。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術ＩＩＩ型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	22	1.00	6.45	0.00	57.77
K300	鼓膜切開術	-	-	-	-	-
K3381	鼻甲介切除術（高周波電気凝固法）	-	-	-	-	-
K3772	口蓋扁桃手術　摘出等	-	-	-	-	-
K347	鼻中隔矯正術	-	-	-	-	-

　慢性副鼻腔炎に対する内視鏡による鼻・副鼻腔手術が多くなっています。内視鏡を利用して鼻の中から行うことで患者の身体への負担が少なく、繊細な手術が可能となっています。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）等	16	2.19	3.63	0.00	74.19
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ）等	-	-	-	-	-
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル以上等	-	-	-	-	-
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術等	-	-	-	-	-
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	-	-	-	-	-

　消化器に対する手術は主に内視鏡下で行われており、当院では内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く行われています。外来での施行がほとんどですが、ポリープが大きい場合や出血、内服薬の影響等が懸念される場合は入院で治療を行います。　

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K841-21	経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術　ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの	17	1.00	3.94	5.88	76.41
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの	-	-	-	-	-
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	-	-	-	-	-
K7981	膀胱結石摘出術（経尿道的手術）等	-	-	-	-	-
K8282	包茎手術　環状切除術	-	-	-	-	-

　前立腺肥大症に対し経尿道的前立腺切除術・蒸散術が主に行われております。
　また、経尿道的悪性腫瘍切除術は早期に発見された深い浸潤のない膀胱癌に対し、尿道から内視鏡を挿入して腫瘍切除を行います。内視鏡下で行われるため、身体的負担が少なく入院期間も短くなっています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	-	-
180010	敗血症	異なる	-	-
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	13	0.50
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和６年度岡谷市民病院情報の公表

病院指標

医療の質指標

令和６年度 岡谷市民 病院情報の公表

病院指標

医療の質指標

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