病院事業管理者挨拶

当院は、急性期医療を基盤としながら、回復期リハビリテーション、地域包括医療病棟、地域包括ケア病棟、緩和医療、療養病棟、さらには在宅医療まで、幅広い機能を有する多機能型病院として地域医療を支えております。

地域においては、三次救急や大学病院を含む高度医療機関と密接に連携し、当院で対応が困難な症例については適切に搬送するなど、役割分担のもとで地域全体として質の高い医療提供体制を構築しております。

医療の質向上を目的として、2025年、消化器外科領域において国産手術支援ロボットSaroaを導入しました。本機器は県内で初めての導入となり、精度の高い低侵襲手術の実現に取り組むとともに、着実に症例を重ね、地域における先進医療の一翼を担っております。

また、整形外科領域においては、上肢外科を中心とした専門性の高い医療を提供しております。近年増加している高齢者の骨粗鬆症を基盤とした骨折に対しては、骨折治療に加え、FLS(骨折リエゾンサービス)を展開し、次の骨折予防に体系的に取り組んでおります。

こうした先進的医療技術の導入と専門性の高い診療体制、さらには地域医療機関との密接な連携により、患者さんの早期回復と機能予後の向上に寄与することを目指しております。

当院の強みは、急性期から回復期、慢性期、在宅医療まで切れ目のない医療を提供できる点にあります。患者さん一人ひとりの状態に応じた最適な医療を、地域の中で完結できる体制を今後も維持・発展させてまいります。

地域の皆さまに信頼され、必要とされる病院であり続けるため、職員一同、力を合わせて取り組んでまいります。

今後は、こうした多機能性と先進医療を活かしながら、地域の医療機関との連携をさらに強化し、持続可能で質の高い医療提供体制の構築を目指してまいります。

引き続き、地域の皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

岡谷市民病院
病院事業管理者 内山茂晴

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