手術支援ロボット「Saroa(サロア)」の症例数が10件を超えました

手術支援ロボット「Saroa(サロア)」について

 当院では、日本製の手術支援ロボット「Saroa(サロア)」を導入いたしました。長野県内では初めて、全国では10施設目の導入となります。当院での手術症例数は令和8年1月末現在で16件となっております。

 Saroa(サロア)は、世界で初めて「力覚」を再現することに成功した日本製の手術支援ロボットです。

手術支援ロボット「Saroa(サロア)」 riverfieldinc.com/files/media/products_saroa.mp4

ペイシェントカート(アームや鉗子を装着して手術を行う部分)
サージョンコンソール(医師が操作を行う部分)

Saroa(サロア)の特長

(1)触覚(力覚)フィードバック機能

 Saroa(サロア)には、鉗子(かんし)が握る力(把持力)を制御情報から推定し、医師が操作するコントローラーにフィードバックする機能を搭載しています。ロボットを操作している医師は、自分の手で直接手術しているような感覚で手技を行うことができ、より安全で高精度な手術の実現が期待できます。

握っている感覚がそのまま伝わる鉗子操作ハンドル

(2)省スペース

 空気圧駆動を採用することで、医師などが至近距離にいる場合でも十分なスペースを確保できる軽量・小型なデザインにより、移動もしやすく、より柔軟な運用が可能です。

軽量・小型化で移動がしやすい設計

(3)オープンプラットフォーム

 Saroa(サロア)では、様々なメーカーの内視鏡、モニタ及び電気メス装置を組み合わせて使用することができます。

「手術支援ロボット」での治療

 手術支援ロボットは、手振れ防止機能や手術に使用する術具(鉗子(かんし))に関節があることで精密に操作を行うことができます。

 患者の身体への負担をできる限り少なくするため、内視鏡外科手術(体内に小さな穴を開け、そこから内視鏡と特殊な手術器具を挿入して行う外科手術)において、術後の回復が早い、傷口が小さいなどの利点から、手術支援ロボットでの治療が行われています。当院では主に大腸悪性腫瘍切除術に用いております。