概要

リハビリテーション科について
リハビリテーション科では、脳卒中(脳梗塞/脳出血/くも膜下出血)・神経難病・廃用症候群などで回復期リハビリテーション病棟へ入院されている患者さんの、体の麻痺や障害からの回復を支援し、帰宅や職場復帰を目指して日々の診療に当たっています。
具体的には、食べる、排泄する、といった日常生活動作の自立に向けたアプローチから、立つ、歩く、利き手の回復、言語の回復など、その人の状態に合わせた訓練を行っています。また、退院後も後遺症に対するリハビリが必要な患者さんに対し、当院退院者を中心に通院リハビリや訪問リハビリも行っています。
理念・スタッフ構成
病院基本理念「思いやり」に基づき
①人が人を大事にしていこう
②どんな困難な疾患、障害にも全力で挑戦していこう
をリハビリテーション科の理念としております。
脳血管リハ(Ⅰ)、運動器リハ(Ⅰ)、呼吸器リハ(Ⅰ)、心臓リハ(Ⅰ)、廃用症候群リハ(Ⅰ)、回復期リハビリテーション病棟(Ⅰ)
通所リハ、訪問リハ
理学療法士28名、作業療法士19名(うち1名岡谷市子ども発達支援センター出向中)、言語聴覚士8名、リハ医1名
脳血管疾患のリハビリテーション
脳卒中やくも膜下出血などの脳血管疾患、脊髄損傷、パーキンソン病などの神経疾患のリハビリテーションを行っています。
(主な取得資格・修了研修:脳卒中認定理学療法士1名、成人片麻痺神経発達学的治療法 基礎講習会終了17名、上級講習会終了8名)
運動器疾患のリハビリテーション
運動器とは、骨、筋肉、関節などの運動に関わる身体の部分です。
当院では、四肢の骨折、圧迫骨折、肩腱板断裂、手外科、肩、肘、膝、股関節の人工関節置換術後、肩関節周囲炎など整形外科疾患のリハビリテーションを行っています。関節可動域の改善、筋力増強のためにモビリゼーションテクニックやスポーツリハビリテーションの概念も取り入れ実践しています。(主な取得資格・修了研修:運動器認定理学療法士2名)
呼吸器疾患のリハビリテーション
外科手術前後の呼吸理学療法、慢性呼吸器疾患等の内科疾患への呼吸リハビリテーションを行っています。ご自分で痰が出しにくい方へのアプローチや、肺炎予防、肺炎後の換気改善などの急性期呼吸機能への関わりに加え、胸郭の動きの改善や、呼吸筋のトレーニング、日常生活動作の練習など慢性期呼吸機能維持へのアプローチも行っています。
(主な取得資格・修了研修:3学会認定 呼吸療法士3名、認定講習会終了3名)
心大血管疾患(心疾患)へのリハビリテーション
心臓疾患手術後、虚血性心疾患、心不全に対し、運動療法を実施しています。循環器内科医師の指導の下、経験のある心臓リハビリテーション理学療法士・作業療法士(心リハ指導士3名、心不全療養指導士5名)を配置しています。
廃用症候群へのリハビリテーション
急性疾患に伴う安静により、一定程度以上の基本動作能力、応用動作能力、言語動作能力及び日常生活能力の低下を来している方にリハビリテーションを行います。
医師・スタッフ情報
院長補佐 リハビリテーション科部長 リハビリテーションセンター長 |
重松 理 シゲマツ サトシ | 医師紹介 |
---|---|---|
技師長 | 関 美里 セキ ミサト |